中3娘が足首ねんざをしてから、
朝夕に学校までの送迎&整形外科へのリハビリ通院を始めた。
貴重な時間だ。
朝は私が送り、
夕は妻が迎えに行く。
リハビリは土曜だったので私が送った。
中学校までの距離は、2.1kmくらいなので、
車で送迎すれば15分程度だ。
これを、またとない貴重な機会、時が来たと捉えた。
車中で、わずか15分間でも同じ時を過ごす。
朝の冴えている時間帯に。
ラジオはかけず、道中の景色と音と少しだけの会話を楽しむ。
それまで関わりの少ない日常だった朝に
新たに生まれた非日常の時間、そこでは相手(中3娘)が何を考え、
望んでいるのかを探り、試すことからスタートした。
まず、到着希望の指定時刻は、昇降口の門が閉まる5分前だった。
1日目は道路の混み具合が手探りだったので、余裕を持って、
家を早めに家を出て、指定の10分前に到着。
2日目はちょうど指定時刻に到着した。
その違いで分かったこと、
それは登校する生徒の歩いている人数だ。
1日目はパッと見では数えられないほど多かったが、
2日目は、まばらだった。
門限ギリギリは、一部の人達だけということだろう。
だからこそ、娘はその時間帯を狙って、希望したかと気づいた。
送迎されて自動車で乗り付けること形に気がひけるのか、
片足をスリッパで引きずりつつ歩く姿が負い目なのか、
いずれにしても「 過度に目立ちたくはない!! 」という
思春期の想いが感じられた。
繊細さん な心があるんだな。
そこを汲み取って言動を優しく合わせていこう。
またリハビリでは、付き添いを拒んだ。
「 受付で待っていて。」と。
受診ではない、リハビリは一人でも対応できる。
老若男女が出入りする病院での周りの目を意識。
自立と自我の芽生え、か。
直接に聞くとふてくされてしまうだろうから、
素直に従った。
相手の関心に興味を持つ、から関係改善が始まるハズ。
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