柔らかな日差しが見守るなか、2人でフラペチーノを注文していた … 。
5ヶ月前には想像すら出来なかった瞬間が、広がっていた。
「 甘くっておいし~い 」
そんな素朴な感想を聞くことが出来るなんて、
なんと幸せなことなんだろう。
その時、私は中3娘とランドマークストアの趣ある空間で、
真横にならんで、美しさと甘さの中にいた。
それは、アイスの甘さというよりも、愛してやまない中3娘と
サードプレイスカフェで同じ時を感じている、という甘さだった。
その日は、少し時期を遅らせて行くことになった実家での墓参り。
それを終えた午後のひと時だった。
妻は自宅での仕事があったので同行せず、
ここ数年来あり得なかった2人(娘と私)で出発することになった。
3ヶ月前なら、当然のこと、拒否られていただろう。
だが、この日は違った。
中3娘は、喜んで助手席に乗り込んでいるように見えた。
もちろん、「祖母からのお小遣い欲しさ」という目的(メリット)が
あったのは否めない。
それでも、実家での一連のイベントを終えてからの私の提案
「ステキな所みたいだから、一緒に歩いて行ってみよう!」
にのってきてくれた背景には、信頼残高が少しずつたまっていた
心の変化があったはず。
この状況に至るまでの取り組みを一つ一つ思い出して、
振り替えってみたい。
・週末の夕ご飯を料理本を見ながら作ってみる。
・模試の朝、お弁当を作る。
・K-POP好きと知り、ハングル勉強を始める。
・自宅学習用で配布されたタブレット端末の設定をする。
・数学の図形・証明の問題を一緒に取り組む。
1つずつトライした。
家族、父と娘とはいえ、一度こじれてしまった関係を
どうやったら、紐解いて、からまりを直せるのか・・。
身近な人にこそ、感謝を、言葉と態度で表す。
まずは、自分が変わるしかない。改善して行動しよう!
と思い立ったから。
人は、自分の都合の良いように、物事を見ている。ので、
物の見方を変え、自分が変わらなければ、
周囲の物事も変わらない。
自分自身の内面から始める(インサイド・アウト)
他人と結果は、変えられない。
だから、
自分が変えられる行動=影響の輪 に力を集中し、
「私は〇〇することを選択する」っと主体的に行う。
それは、『7つの習慣』の1つ、
第1の習慣:主体性【与えられた環境でどう振る舞うか?】
を実践できたということ。
習慣を続けたい。
第5の習慣:
まず理解に徹し、そして理解される。
「自分の答えに急がず、相手のこたえに耳を傾ける」
「何を言ったか?」ではなく「どう感じていたのか?」を察することで、
【共感による傾聴】 に近づく。
相手の価値観や重視していることを
本当に理解しようとする、と
見えてくるものや、見ようとするものへの感度のアンテナが
変わってくる。
そこに新しい喜びがあった。
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