「涙がこみ上げてきたよ。パパは感動した!」
思わず、そんな素直な気持ちを中3娘に話したのは、
3年前の2018年6月3日。
すべての始まりはこの日からだった。
当時、娘は小学校6年生。運動会の日だった。
この年、最終学年にして初めて、念願のリレー選手になった。白組アンカーを走った。
(それまで3年間、選考で一歩及ばず(涙)、補欠選手としてリレー運営のサポートだった。
トラック内側で、コースの目安になるように立ち、リレーメンバーたちを眺めていた )
ビデオが残っている。
同じチームの下級生たちを声を出しながら、全力で応援している。
そして、いよいよ。
3番でバトンを受け取り、1人抜いて2番。
トップを追って半周、必死についていく!
残り50m。
第4コーナー手前でならんだ。
結果、届かなかった。
ゴールテープを1着では切れなかった。
でも、走りきった娘の姿を見て、
私の目に、涙が込み上げていた。
パパは、感動したよ!
娘に気持ちを話した。
胸のうちを伝えるなんて恥ずかしかった。
だが、
娘は、小学校でずっと、リレー選手になりたくて、でも成れなかった…
3年間の思い。
諦めず、チャレンジし続けた姿。その成長に。頑張りに心ふるわされた。
こんなに美しいものか。
素直な気持ちを伝えること。
そこに関係改善のスタートラインがある、
思い出した。
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