3月になり、いよいよ中3娘の高校受験が1週間後に迫った。
家の中では普段どおりの時間が流れているが、
私はいてもたってもいられず、中3娘に手紙を書いた。
1年前までの私は、成り行きで中3娘の動向は妻任せ。
だが、今はもう違う。
自分から動くことで理想に向けて未来を変えていけると
実感しているのだから。
今回、手紙を書いた理由は2つあった。
1つは【受験の合格成就】に自らの教訓を役立てたい。
もう1つは【話し言葉よりも手紙のほうが伝わることがある】
と本で読んだから。
教訓と言っても、
30年前の自分の体験が現代事情が異なっていては意味がない。
いつの時代も変わらず、共通するもの…と思って湧き上がったのが、
【受験の当日は緊張する】と【緊張をほぐすには「笑い」と「笑顔」だ】
だった。
これをどうしても愛する中3娘に伝えたい!心がトキメイた。
自分が高校受験した時、「得も言われぬ緊張」に襲われた。
なにか、自分の人生が決まってしまう一大事のように思え、
当時、毎朝見ていたニュース番組さえ全くの「うわのそら」だった。
会場の高校に着いて集合しても、緊張は続いていて
「このままじゃ、ヤバいなぁ…」と思いつつ、何もできずに焦った(汗)
つまりは、テンパっていて実力を発揮できない状況が迫りくる…
その時、同じ中学から受験した友達の男が
おちゃらけてひょうきんな振る舞いで、しゃべりまくっていた。
それを見た瞬間、「バカやっているなぁ」と思わず笑ってしまい、
笑顔になれたことで力が抜けていった。そのことを今も鮮明に覚えている。
強烈な原体験だ。
そう【緊張】が一瞬で氷が解けるように【リラックス】に変わったのだ。
その後は驚くほどの平常心に戻り、無事、私は合格した。
(今でも、おちゃらけ男は親友で心の底では感謝している。人生の恩人だ)
だから、私が中3娘に伝えたかったことは、
「受験対策の最後の準備!に笑顔に成れるネタを持っておこう!」だ。
手紙に書いたことで、落ち着いて伝えられた。良かった。
話し言葉だと思いが強すぎて、支離滅裂になっていたかもしれない。
心無しか、中3娘が私に対する態度・会話が好意的になった気がする。
この1件を通して、私が気づいたことが3つある。
・動けば、環境は変わる。
・アウトプット(行動)しないとインプット(教訓)は活かせない。
・アウトプット前提だと見えてくる、取れる情報が変わる。(カラーバス)
手紙を書いて伝えたから、中3娘との会話が増えた。
これは、1週間後の受験当日にも良い影響が出るだろう。
書く(行動)しなければ、教訓(必ず緊張する。それを笑顔で解消する)は
活かされぬまま、私自身の中で埋もれた記憶にとどまっていたはず。
でも、今から、中3娘の受験で活きることになる!
「笑いがリラックス」&「笑顔のネタ準備」をどうしたら中3娘が
納得してくれるかな…?と考えていて、【お笑い動画】を転送することを
思いついた。すぐに実行した。
これまで考えたことも無かったけど、近くにネタはあった。共有手段も。
私の人生、毎日ひとつずつ理想に向けて変える行動を守りたい。
そう言えば、読んでいた本で心に響いた一節がある。
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中3娘が天才だと思っているわけではない。が、
親のエゴで、人の人生を小さくまとめてはいけない。
だから、可能性を大きく拡げる言葉を、日々かけていきたい!
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